皆さんこんにちは。
つくばの夜はだいぶ涼しくなり、鈴虫の鳴く声が聴こえ始めました。秋は、もうすぐそこです。
さて今回は、筑波大学で春学期に開講された授業:「哲学カフェ」
この授業に参加したひとりの学生からすてきな感想が届いたので、そちらを掲載いたします!
誰もが気になる…
「哲学カフェとはなにか、どんな場所なのか」
「哲学カフェに参加して、いったいなにが起きるのか」
この問いにお答えできると思いますので、ぜひ彼女の感想をご覧ください。
以下本文です。
********************************
私は、私がこの4か月でどう変わったかについて考えたとき一番に思うのは、
「それぞれの人がいればいるほど、違った感じ方や、固執している考え方、表現の仕方が様々にあるなぁ」
とさらに強く感じたということです。
この授業は対話形式だったので、皆さんの考えていることを聞くことが沢山できたので、授業の度に発見がありました。
それぞれ何十年も生きていたら、それぞれに考えていることはあるのだなと認識できました。
心に気にかかっていることは
先生のことを「さっちゃん」とは呼べずに、五十嵐先生と呼んでいたこと、ついつい年上の方には敬語で話していたことです。
先生が書かれたある記事を読んで、私は先生を「大人扱い」「先生扱い」しか出来ていなかった自分に腹が立ちました。
今まで生きてきた価値観や「普通」そんなことはしないから、などということにやはり縛られていた自分が悔しいです。
私という一人の人間は、私でしか、感覚したり経験したり人と接することは出来ません。
しかしだからといって、ある価値観や固定観念に縛られていることはどうしようもないのだと諦めたくはないです。
柔軟にたくさんの切り口をどんどん作って、学び続けていきたいです。
わたしの授業での活動を評価すると
みんなの意見を最初から偏見を持って否定して聞く耳をもたなかったりはしなかった点はよかったと思います。
対話をやめようとはせず、お互いに伝え合う努力も出来たと思います。
また、偏った自分の意見になっていましたが、自分の意見を言おうとも出来ました。
4か月間、ありがとうございました。
先生のような人になりたいと思う節がいくつもありました。
ぐちゃぐちゃ考えて、もう何も分からない、という状態に陥っていたので8月2日の授業では「学ぶことが怖い」などと言いましたが、
生きている間はずっと学び続けてどんどん変わっていきたいと思います。
ありがとうございました。
柏原真帆
********************************