7月22日(水)に開催された、図書館カフェの感想です!


みなさんこんにちは!
毎月恒例の図書館カフェ、今月は22日(水)の開催でした。
ご参加下さったみなさま、本当にありがとうございました!

さて、その図書館カフェの感想が届いているので、以下に掲載させていただきます。
「図書館」カフェということで、今回は当日の話題に関連した推薦図書つきです!
感想の内容に興味をお持ちになった方は、推薦図書のほうもぜひお手にとってみてくださいね。

他の方々からの感想も随時掲載していく予定ですので、どうぞお楽しみに!

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【 さっちゃん(五十嵐先生) 】

☆推薦図書☆
A.H.マズロー著『完全なる人間』誠信書房、1998/2009年。

☆感想☆
今回の図書館カフェは、サラリーマンの方々、学生、教員(思想系以外にも、法学、数学など)、留学生など多様な参加者でにぎわった。

対話は、「自分は<がんばり続ける>ことができない。たとえ一時期がんばっていても、必ず停滞期がくる。そうなると何もする気が起きずただだらだらと過ごしてしまう。自分が嫌でたまらない」という発言から出発した。
聞いていた参加者たちからは「それはまさに自分自身の問題だ」「つらいよね」「そんなもんでしょ、がんばり続けられる人なんかいないよ」という共感がまず寄せられたが、
その上で、
「パフォーマンスを上げるためには、むしろ<休んでいる時間>が重要。十分休むことで、再起動したときにより高いパフォーマンスができる。だったら、<休むこと>で自分を責めず、<休むこと>や<休む自分>をもっとポジティブに捉えてもよいのでは?」
「<だらだら過ごす>無意味感が辛いのでは? むしろ<休む>時間をもっと充実させてはどうか? (スイミングや山登り、読書、料理、人との会話など、真に<自分のやりたいこと>)」などが話された。
だが、これに対し、「<真にやりたいこと>なんかやっていては生き延びられないのでは?」「そもそも自分は<真にやりたいこと>などやったことがない」「<義務>に追いまくられる生活は辛いが、安心でもある」という疑問/不安が出され、
「そもそも何のためにがんばるのか」が全員で話しあわれた。
ここでマズローの欲求段階説とS.R.コヴィーの『七つの習慣』の時間管理概念が取り上げられ、それにもとづいて話の整理がされた。これらの考えに触れるのも初めて、という参加者が大半だったが、ここまでの話から、欲求段階説や時間管理の四つの表をこう解釈してはどうかなど、オリジナルな、しかも参加者の実感に基づく、説得力のある解釈がたくさん出された。いつものことであるが非常に充実した時間だったことを参加者の皆さんに感謝したい。
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個人的には、私は、時間管理の(4)枠「時間つぶし=だらだら過ごす」が非常に嫌いだということが発見できて面白かった。
(1)枠「やらなければならない義務(重要で緊急なこと)」の時間が増えれば増えるほど(4)が比例して増える、とされていて(1)/(4)はセットなのだが、このセットからは本当にaway fromしたい。生きている限り(1)をゼロにすることはできないかもしれないが、(1)と(4)で生き延びることは、少なくとも自分が「生きること」ではないと思ってしまう。
しかもこのセットからは、なぜか非常に「依存的」な匂いが漂って・・・きませんか?

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【 イさん(井川先生) 】

☆推薦図書☆
田村芳朗・梅原猛『絶対の真理〈天台〉―仏教の思想5』(角川ソフィア文庫)
中島隆博『『荘子』―鶏となって時を告げよ』(岩波書店)
堀池信夫編『知のユーラシア』(明治書院)
石川文康・井川義次編『知は東から―西洋近代哲学とアジア』(明治書院)

☆感想☆

井川の軽い感想です。


人間には人生の波があるとのこと。もし少しでも希望や予感があるならそちらに
掛けるのがよい。絶望や自暴自棄は、指針にならず、よい条件が訪れてもそ
れすらあきらめてしまいかねないから。おぼろげでも曖昧でも少しでも曙光を望
みたいと今回のカフェでは思いました。

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【 たかとら 】

☆推薦図書☆
坂口安吾『堕落論』
アブラハム・マズロー『人間性の心理学ーモチベーションとパーソナリティ』

☆感想☆
同じ食べ物は何ヵ月も食べていられないのと同じように
同じ調子を保つこと、特に「良い調子」を保つことは無理だと思いました。

やらなければならないことが変わらないとしても、やりたい・やりたくないことは変わります。
なので調子を保つために我慢すると、それが何処かで体もしくは心に無理を言わせているのではないでしょうか。