
主催 | 筑波大学人文社会科学研究科哲学・思想専攻 代表:専攻長、事務局:井川義次、保呂篤彦、五十嵐沙千子、津崎良典 |
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対象 | 一般市民どなたでも(中学生以上の生徒・学生も大歓迎。新潟や長野など遠方からの参加者、また赤ちゃんや小さな子供連れの方もいらっしゃいます。ご心配なときはどうぞ事前にご相談ください。) |
テーマ | 毎回、当日集まった参加者の関心によって決定しています(話したいテーマをどうぞお出しください。事前のリクエストもOK!)。これまでのテーマは、「自分の気持ちを表に出さないこと」「働くのがつらいとき」「自分とは何か」「ツイッターにはまってしまうって何なのか」「老いについて」「スポーツとはなにか」「人との関係がうまくいかないとき」「恋愛と結婚」「なぜ勉強しなければならないのか」「死とはなにか、死の恐れとはなにか」「家族とは何か」「大震災のあとで自分たちにできること」「良い授業とはどんな授業なのか」「〈しなければならないこと〉はなぜしなければならないのか」「〈楽しくない〉って何なのか」etc.一度取り上げたら終わりという訳ではありません。どうぞリクエストください。 |
準備 | 一切必要ありません。哲学の知識も必要ありません。 |
参加 | 参加は無料、事前申し込みは不要。当日の飛び入り参加大歓迎です(もしご心配なら事前のお申し込みも歓迎します)。また、遅れてのご参加、途中での退席も一切自由です。 |
お問い合わせ | どんなことでも、どうぞ御遠慮なく |
後援 | 筑波大学・茨城県教育委員会・つくば市教育委員会 |
哲学カフェってなに? ここはどんなところ?
身近なテーマについて哲学者を交えて話合うイベント=「哲学カフェ」は、コーヒーやお茶などを飲みながら、自分たちがふだん考えているあらゆるテーマについて議論し、考えをシェアしていく「街角のカフェ」です。 ここは「教室」ではありません。だからここには「先生」も「生徒」もいません。 古今の哲学者の考えや思想史を講義する「授業」もありません。当然、「正解」も「解答」もありません。 わたしたちがやりたいのは、ただ、わたしたち参加者が対等の市民たちとして、哲学の難しいことばを使わずに、日常の言葉で自分の考えを率直に他者に伝え、他者の考えを聞き、一緒に考えていくこと。自分とは異なる考え方を持つ他者たちと一緒に考え、「答え」を探していくこと。それだけです。 あなたの真剣な、あるいは深刻な声を聞かせてください。 ここで「答え」は出せないかもしれないけれど、一緒に考えていくことはできるかもしれない。 そのことで、すこし、心が軽く、世界も軽くなるかもしれない。 それこそわたしたちのやりたいことなのです。
何か準備は必要?
テーマは毎回参加者の興味関心によってその場で決定するため、事前の準備は一切必要ありません。 また、哲学カフェは市民の方に開かれた場ですので、専門的な知識も一切必要ありません。
参加資格とかあるの?
哲学カフェは職業、年齢、性別、国籍を問わず全ての人々が対等に話し合う場です。 自分の立ち位置に頑なに固執せず、話し合うことを通して今の位置から自由に出発していける方なら、どんな方でも参加資格はあります。 逆に、それができない方、たとえば、他の参加者の話を聞かない方、宗教勧誘や政治活動のために参加する方、その他何らかの都合で議論に参加することが困難な方はお断りする場合があります。 あらかじめご了承ください。
いつ開催しているの?
基本的に、毎月第4日曜日14:00~17:00に、筑波大学東京キャンパスまたはBiViつくば筑波大学サテライトオフィスにて「街カフェ」、また毎月第4水曜日13:45~16:30に、筑波大学中央図書館エントランスで「図書館カフェ」を開催しています。 いずれもどなたでも予約不要で参加可能です。 また不定期に高校などでの「学校カフェ」も開いています。 その他、千葉や京都などで出張で臨時開催する「出前カフェ」もやっています。 うちの街に、うちの学校に来てほしいとお考えの方はどうぞお気軽にご相談ください。 その他開催予定が決まり次第、当ホームページでお知らせいたします。
飲食してもいいの?
哲学「カフェ」ですので飲食は自由です。 みなさんのお好きなものをご自由にお持ちください。
開催時間に少し間に合わなそう or 最後まで居られなさそうなのだけど、大丈夫?
入退場自由です。 ご都合のよろしい時にお越しください。また、途中での退席もご遠慮なく。
カフェに「出張」してもらいたい!
OKです! 出張カフェは、筑波大学人文社会科学研究科哲学・思想専攻の教員と学生が出張し、その場で哲学カフェを開催し、参加者の皆さんとディスカッション=哲学カフェを持つというものです。 これまで、秋葉原などの普通のカフェでの開催を始め、いくつかの高等学校や中学などで、哲学カフェを開催してきました。 テーマは、出張先でその場で決定することもありますが、あらかじめ依頼されたテーマでの開催も可能です。(たとえば、各学校で教科書の中の一つのテーマを取り上げたカフェなど。) 今後も、一般の街のカフェを借りての開催、高校・中学・他大学での開催、あるいは会社や病院、いろいろな施設や公民館などでの開催を続けていく予定です。 ご自分の近所で哲学カフェを開催してほしいという方は、tsukuba.tetsugakucafe@gmail.com までお気軽にお問い合わせください。